2024/07/04

another 20th century


another 20th century
Walter's Corn-Venti Linen  ¥22,000- (tax in ¥24,200-)
#カーキグレー

-ANOTHER 20TH CENTURY-
20世紀という時代が終わってもう十数年、
人類にとっては激動の世紀(じだい)だったと言える。
文明の上でも大きな躍進を遂げ、人類は月にまで到着した。
今ここにある「ファッション」というもののほとんどがそこから生まれたといっても
過言じゃない。その計り知れないパワーをそのままにレプリカでもない、
ヴィンテージでもない、もう一つの20世紀を想像して洋服をつくろうと思う。

アナザートゥエンティースセンチュリー

50年代初頭、イリノイ州の片田舎でとうもろこし農家を営むウォルター家。 
農薬を使わない製法にこだわることで家計をどんどんひっぱくしていました。 
それは一人娘のLisaが幼い頃から縫物の仕事にでなければいけないほどでした。 
そんな彼女が18歳になる頃、家計を助けるため離れの小屋でシャツ作りを始めます。 
父の意志を受け継ぐかのような丁寧で真摯な仕事ぶりは、沢山の支持を集めていきます。 
昔ながらの製法を守りつつ、73年には小さな工場をシカゴに設立します。 
しかし、90年代に入ると安い量産品が市場を大きく変え、一気に廃業に追い込まれます。 
くしくも、農産業が遺伝子組み換えの時代へと突入していくタイミングでもありました。 
Walter's社シャツのトレードマークでもある三角のベンチレーションは、
Lisaが「safe corn」の意志を継ぐ意味でデザインされたと言われています。

架空のストーリーから世に送り出される作品は実用的な面と、デザイン面とが上手く
調和し、現代においても新たな作品として登場しています。

新たな定番としてリリースされた新作のWalter's Corn-Venti
ゆとりのあるサイズシルエットにほんの少し長くした着丈でクラシックな印象を与えます。
リネン100%のチェック柄で1枚でしっかりとアクセントになるオススメの一枚です。

フロントのフラップポケットは2つのボタンが付き、後ろのヨークについた
ハンガーループや菊穴ディテール、3本針ステッチによるワークウェアを
彷彿とさせるデザインでanother 20th centuryらしい1枚で
コーディネートのアクセントになる作品に仕上がっています。

日本ですとリネン素材は夏のイメージが強いですが
近年の異常気象のような日本の多湿な気候であれば3シーズン着れる丁度良い素材で、
サラッとした清涼感ある素材感は春から秋に重宝するアイテムです。
寒暖差等にもよりますがヨーロッパ等ではリネンは通年対応の素材です。

-以下デザイナー談-

リネンの長袖シャツは4月くらいから袖を通し始め、
昼夜の寒暖差が大きい5月、湿度の高い梅雨の6月はヘビーローテーション。
7月に入ればお気に入りのショーツとの合わせがお決まりで、
20年以上の定番スタイルです。
8月前半の猛暑日をやり過ごし、盆明けにはまたすぐリネンシャツが恋しくなり、
残暑が厳しい9月も出番は多いアイテムです

実用性もさることながら、その雰囲気からも大人こそ似合う
アイテムの筆頭にくるものだと思っています。
少し汗ばむ日にさりげなく袖をまくる姿は気張り過ぎない
落ち着いた大人の嗜みといったところでしょうか。
(もちろん、腕をまくりやすい袖の空き具合もしっかり計算しています。)

ボタンダウンではないクラシックな襟型、サイズ感にも少しゆとりをもたせ、
インしてもアウトでもどちらでもいける着丈感を理想としました。






















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